ハイフの効果がわからない原因は?効果を高めるためにできること4つ

ハイフは、メスや注射器を使わないため痛みが少ないにもかかわらず、高い効果が実感できるとして人気が高い美容医療です。しかし、実際にハイフを受けたと言う方の中には「効果がなかった」と主張する方もいます。そのため、自分自身がハイフを受けたときにどこまで効果が得られるか、不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、ハイフの効果が感じられない方に共通する理由と、ハイフの効果を高めるためにできることを解説します。自分に効果のある美容施術を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.ハイフの効果はわからないもの?効果を感じないときによくある理由

ハイフ治療には、「高い効果を実感できた」という喜びの声も多い一方、「効果が感じられない」といった意見の方もいます。ハイフの効果が感じられない方には、ある程度同じ理由がある傾向です。

なぜハイフで効果を感じない方がいるのか、ここではよくある理由を6つ紹介します。

 

1-1.エステサロンで受けている

ハイフは、クリニックなどに導入されている「医療ハイフ」と、エステサロンで導入されている「エステハイフ」があるという認識の方が多いのではないでしょうか。

本来、皮下にリフトアップ・たるみ治療に適切な熱を与える侵襲行為を行うハイフは医療行為であり、ハイフ機器も医療機器です。そのため、医師のいないエステサロンではハイフを使用することができません。

ハイフの効果を実感するためには、顔面の神経走行なども熟知している、お肌のプロフェッショナルである医師の判断のもと、施術部位の状態に対し適切な出力・方法でハイフを照射してもらう必要があります。エステハイフでは神経麻痺などの事故も多数報告されておりますので、ハイフは必ず医療機関で受けましょう。

 

1-2.ショット数が適切ではない

ハイフの効果が感じられない理由として、施術部位に対するショット数が適切でない可能性が考えられるでしょう。ショット数が少ないと、照射漏れする場合があります。そのためハイフでは、施術する部位や肌の状態によって適切なショット数を見極め、照射することが大切です。

適切なショット数は、使用するハイフ機器や医師の見解、適用メニューによって異なるため、断言できるものではありません。自分にとって最適なショット数での治療なのかどうかは、診察の際に質問するとよいでしょう。

 

1-3.副作用が長引いている

副作用が想定より起きてしまったことで、効果がないと誤認するケースがあります。ハイフはメスや注射を利用する施術に比べ、副作用やダウンタイムのリスクが少ないと言われる施術です。しかし、副作用の出方には個人差があるため、まったく副作用を感じない方がいる一方、副作用が強く出てしまう方もいるようです。

ハイフの副作用には、主に下記の症状が挙げられます。

  • 痛み
  • むくみ
  • 腫れ
  • 赤み
  • 乾燥肌
  • 熱感

副作用が出ても数日程度で治まる方もいますが、特にむくみや腫れが長引くと、ハイフの効果が実感しにくい傾向です。不安な場合は、担当の医師に相談するとよいでしょう。

 

1-4.肌のたるみが強い

肌のたるみが強い場合、ハイフの効果が実感しにくいお肌になります。ハイフでは、超音波を肌の土台となるSMAS層(筋膜)などのお肌の深い部分に照射し組織を収縮させることで、フェイスラインのリフトアップ効果を狙う仕組みです。

たるみが進行しすぎている場合は、ハイフよりも別の治療法が向いている場合もあります。ハイフでどこまでたるみを改善できるかは個人差が大きいため、診察の際に担当の医師へ聞いてみるとよいでしょう。

 

1-5.もともとたるんでいない

施術部位にたるみが見られない、脂肪が少ない場合なども、ハイフの効果が実感しにくい理由として挙げられます。特に若年層など、そもそもお肌がたるんでいない場合、「差がわからない」と感じる方もいます。

また、顔にあまり脂肪のない方が脂肪溶解ハイフを受けると、頬がこけて老けた印象を与える場合があるため注意が必要です。

 

1-6.自分の目的に合っていない

ハイフの効果に納得がいかない理由として、そもそも自分が目的とする効果とハイフ施術の効果とが一致していないケースが挙げられます。ハイフで期待できる効果としては、たるみ改善やリフトアップ、シェイプアップなどが主です。

シミやニキビ跡の改善効果など、肌表面に関する悩み解消へのアプローチはあまり期待できません。毛穴の引き締め効果や美肌効果はある程度期待できるものの、あくまでも副次的な効果という位置づけに当たります。クリニックの施術を受ける際は、自分が改善したい悩みを明確にした上でメニューを選ぶことがポイントです。

 

2.ハイフの効果を高めるためにできること4つ!

ハイフは、肌の深い部分に超音波を照射し軽いダメージを与えることで、組織の収縮や修復を促します。その過程でたるみが改善されたり美容成分が増生されたりすることで、さまざまな美容効果を期待できる仕組みです。

そして、一般的なハイフによる効果を最も実感できるのは、施術から2~3か月ほど経った頃だと言われています。そのため、「ハイフを受けたのに効果がよくわからない」という方は、1か月程度は様子を見たほうがよいでしょう。

ここでは、ハイフの効果を高めるためにできることを4つ紹介します。

 

2-1.医療ハイフを定期的に継続する

ハイフは今あるたるみやシワに少しずつアプローチしつつ、これからできるたるみやシワを抑制する効果が期待できる施術です。そのため、一定の間隔でハイフを受け続ければ若々しい印象を保ちやすくなります。

基本的に、ハイフで高い効果を実感しやすいのは、たるみ始めた時期やシワが定着し切る前の時期です。すでにたるみが大きくなっていたり、シワが深く刻まれていたりする場合、ハイフを受けても劇的な変化は望めないでしょう。どの程度の間隔が適切かは個人差があるため、担当の医師と相談して決めることが重要です。

 

2-2.施術者に自分の理想像を伝えておく

超音波を打つ部位や角度、深度によって、施術部位に起こる変化は異なります。最終的に辿り着きたい状態を施術者と共有することで、「効果自体は出ているけれど理想と違った」という事態を防げるでしょう。

また、理想像によってはハイフ以外の施術方法を選んだほうが効果的・効率的な場合もあります。ハイフにこだわらず、他の方法がないか相談してみることも大切です。

 

2-3.アフターケアを丁寧にする

医師や看護師、カウンセラーから指示・推奨されたアフターケアは、必ず丁寧に行いましょう。ハイフの施術後は肌が乾燥しやすくなったり紫外線の影響を受けやすくなったりします。

施術部位の保湿をして水分を補い、日焼け止めに加えて日傘や帽子を使って紫外線をカットするなど、普段よりもスキンケアに気を配り肌を守ることが大切です。不安な点があれば、クリニックに問い合わせてみることをおすすめします。

 

2-4.信頼できるクリニックを選ぶ

ハイフで高い効果を得るためには、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。クリニックの信頼性を見極めるには、診察時の医師やカウンセリング時のスタッフがどのような対応をするかに注目しましょう。笑顔があり、明るく丁寧に接してくる、話しかけやすい・居心地がよいと感じられるなど、自分が安心して治療を受けられるかが重要です。

また、ハイフの施術効果は、超音波の出力・ショット数・深度の組み合わせによって差が出ます。ハイフの知識や経験が豊富で、高い技術力のあるクリニックを選びましょう。

 

まとめ

ハイフを受ける際、適切なショット数でなかったり十分な出力でなかったりすると、施術効果を実感しにくいことがあります。また、肌の状態や自分が理想とする姿によっては、ハイフ以外の施術がふさわしい場合もあります。

適切な施術を受け高い効果を実感するためには、自分の目的を明確にした上で施術者と理想像を共有することが大切です。信頼できるクリニックで医療ハイフを受けたい方は、シンデレラハイフのサイトでクリニックを検索することができますので、自分に合ったクリニックを探してみてはいかがでしょうか。

【記事に関する免責事項】

  • 当記事は未承認医療機器による治療の内容が含まれています。
  • 記事内で触れている未承認医療機器について、国内に同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
  • ハイフ治療の副作用・リスク:感染、熱傷、神経麻痺、色素沈着、毛包炎、紅斑
  • 治療の効果や痛みの感じ方には個人差があります。

この記事を監修したドクター

院長 田澤しおり 先生
STスキンクリニック青山

院長 田澤しおり 先生

https://stskincl.com/

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