40代でシワがない人の特徴は?老けて見られる原因も紹介!
40代は更年期を意識する時期でもあるため、さまざまな体調の変化により「肌の悩みが増えた」と感じる人も多いのではないでしょうか。シワやシミといった悩みは加齢とともに誰にでも起こる現象です。年齢を理由に諦めてしまわず、体調の変化に合った生活習慣の見直しや、自分の肌に合ったスキンケアを行うことで、シワやシミなどの予防につながります。
当記事では、40代で若く見える人の特徴をはじめ、老けて見える原因も6つ解説します。生活習慣を見直し、セルフケアだけでなく美容医療についても知りたいという人はぜひご覧ください。
目次
- 1.若見えする!40代でシワがない人の特徴は?
- 2-1.シワ
- 2-2.シワ・くすみ
- 2-3.たるみ
- 2-4.クマ
- 2-5.白髪・髪のパサつき
- 2-6.体型・姿勢
- 3.【40代】セルフケアに加えて美容医療という選択肢も!
1.若見えする!40代でシワがない人の特徴は?
老けて見える原因として、顔の目立つ位置にシワができ、メイクでも隠しきれない悩みをもつ人も多いでしょう。一方で、40代でもシワが少なく、いつまでも若々しい印象の人もいます。実は、年齢より若く見える人には、いくつかの特徴があります。
若く見せるためには意識したいポイントをおさえましょう。ここでは、40代でシワがない人の特徴を3つ紹介します。
<1-1.自分に合ったスキンケア・UVケアをしている>
老けて見えるのを、年齢のせいにして諦めると、シワはひどくなります。シワなどの老化現象は、誰にでも起こることです。しかし、若々しく見える人は、こまめに自分のケアを欠かしません。自分に合ったスキンケアや、UVケアをしています。
スキンケアやUVケアを怠ると、老化が進んだり、肌のダメージにつながったりします。若々しく見える人は、シワを防ぐための努力をしている人です。例えば、以下のようなスキンケア・UVケアが基本となります。
・保湿効果の高い化粧品を使う
・日焼け止めや日傘などで、紫外線対策をする
保湿や日焼け止めは肌質に合うものを選ぶことが大切です。ライフスタイルに合わせた保湿パックやUV帽子を選び、UVケア商品では、SPFの数値も意識して使用しましょう。
<1-2.生活習慣に気を付けている>
老けた印象の顔と若々しい印象の顔では、生活習慣が大きく違います。老け顔にならないためには、肌に優しい生活習慣が大切です。具体的には、以下の通りです。
・週に1回運動をする
・肌に刺激を与えない
・ハリやツヤを補うスキンケアをする
運動することで、肌のターンオーバーを促進し、美肌に導きます。運動は、肌の毛細血管の血液を隅々まで循環させ、血のめぐりをよくします。
また、肌への刺激は、肌の老化の原因です。洗顔やクレンジングの際には、強くこすらないように心掛けましょう。そして、ハリやツヤを補うスキンケアも大切です。年齢とともに失われがちなハリとツヤは、コラーゲンなどで肌の外から補います。
他の生活習慣では、食事、睡眠もとても大切な習慣です。また、40代は更年期も意識する時期でもあります。栄養バランスをとり、睡眠不足にならないように規則的な習慣を維持しましょう。
<1-3.表情が明るい>
表情が明るいのも大事な要素です。顔のシワ対策には、人生を前向きに楽しむ姿勢が肝になるでしょう。40代になると、顔のシワなどが目立ちはじめる原因として「無表情」があります。年齢とともに表情が乏しくなるため、顔の筋肉が劣化し、代謝が悪くなる傾向があります。
若々しく見える人の行動には以下のような特徴があります。
・明るく笑顔が多い
・自分磨きをしている
・自分に合った洋服やメイクをしている
明るく笑顔が多い人は、内面から出てくる感情が目に表れます。また、口元は、年齢とともに緩みやすいパーツです。そのため、口角を上げることで表情筋が鍛えられ、生き生きとした印象になります。また、顔のマッサージも効果的でしょう。そして自分磨きは、気持ちをポジティブにします。さらに、自分に合った洋服やメイクは、美しく見せてくれるでしょう。
2.【40代】老けて見える6つの原因
40代になると、肌の変化が気になりはじめる人も多くいます。40代の肌は「2度目の曲がり角」と言われ、複合的な肌の悩みが出る時期です。理由には、以下のような原因が考えられます。
・女性ホルモンの減少
・加齢による保湿三大因子の減少
・線維芽細胞の働きの衰え
まず、女性ホルモンの減少によって、コラーゲンを生成する力が弱くなるのが原因の1つです。また、肌の潤いを保つ保湿三大因子が減少したり、線維芽細胞の働きが衰えたりすることで、肌の老化が進む可能性があります。
若々しく見られるには、老けて見える理由を把握することが大切です。ここでは、老けて見える6つの原因を紹介します。
<2-1.シワ>
シワは、おでこ、目頭、口元、目元など、顔のさまざまな部分に見られます。その原因は、体力や代謝の低下です。「疲れやすくなった」と感じるような体力や代謝の低下によって、肌の代謝も下がり、ハリや潤いなどが少しずつ失われます。そのため、シワが現れやすくなります。
<2-2.シミ・くすみ>
シミ・くすみは、老けて見える大きな原因の1つです。シミは、長年紫外線を浴びることで肌の老化現象につながります。多くのシミは、紫外線による「光老化」によって現れます。光老化とは、長い時間をかけて貯蓄されて起こる肌の変化です。
また、くすみでは、40代の肌のターンオーバーが遅くなるため、古い角質が代謝され定着して起こります。そのため、肌色が変化し、くすんで見えるようになります。
<2-3.たるみ>
たるみの原因には「皮膚内部の老化」と「骨格老化」という2つの老化があります。皮膚内部の老化は、肌の真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸が衰えることで起こります。ハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンと、水分を抱えるゼリー状の物質のヒアルロン酸は、健やかな肌に必要な成分です。
骨格老化は、老化によって顔の骨の骨量が減って、顔面骨が萎縮するため骨格が変化します。そのため、皮膚が影響を受けてたるみやくぼみができます。老化による変化は、皮膚の変化だけではありません。
<2-4.クマ>
目の下のクマの原因は、表皮をバリアする機能が低下するため起こります。そのため、乾燥が進行したり、メイクの刺激を受けやすくなったりします。また、真皮層にあるコラーゲンなどの生成が減るため、肌のハリが弱くなるのも要因の1つです。骨や筋肉の衰えによって、支えられなくなった脂肪が出るため、目の下のくぼみや影も目立つようになります。
<2-5.白髪・髪のパサつき>
髪の毛は面積が広く、第一印象に残りやすい部分です。髪の毛は、年齢とともにツヤが失われます。ツヤのないパサついた髪は、老けたイメージを与えるでしょう。また、加齢によって、白髪も増えていく傾向にあります。
40代になったら、年齢に合ったへアスタイルにするなどの対策が必要です。さらに、時代の変化に合わせたヘアスタイルにすると、若々しい印象になります。
<2-6.体型・姿勢>
若々しい人と老けて見える人の違いには、体型や姿勢にも現れます。姿勢によっては、痛みや病気につながる可能性もあるため、習慣としてついたクセを見直すことは大切です。ここでは、老けて見える姿勢を3つ紹介します。
猫背 | 猫背は、肩から腰が丸くなった姿勢です。そのため、体のバランスをとろうとして、お腹が出てきます。猫背は、便秘や逆流性食道炎になるリスクがあります。 |
巻き肩 | また巻き肩は、肩が前に出ている姿勢です。長時間、前かがみの姿勢の人に多い傾向があり、胸郭が狭くなるため、肩こりや呼吸器障害を引き起こしやすいでしょう。 |
カメ首 | さらにカメ首は、いわゆるストレートネックとも言われます。首が前に傾き、頸椎のカーブがない状態です。カメ首は、二重あごの原因になったり、猫背や巻き肩との併発につながったりします。 |
3.【40代】セルフケアに加えて美容医療という選択肢も!
40代になると、さまざまな原因によって肌の悩みが一気に増えます。しかし、日頃のスキンケアや食事や睡眠といった生活習慣を見直すことで、シワやシミの予防が期待できます。定期的に、スキンケアの美容成分をチェックすることも大切です。しかし、セルフケアには限界があり、仕事が忙しかったり子育て中で時間が限られたりと、思うようにケアが行き届かない場合もあるでしょう。
もし、シワやエイジングケアで悩んでいる場合は、美容医療に相談する方法もあります。現在の美容医療には、シミやくすみを治療する「レーザー治療」や、シワやたるみを軽減する「医療ハイフ」という施術もあります。「医療ハイフ」では、シワ、たるみ、シミ、くすみの改善が期待できるため、肌にハリを出し若々しい印象を与えられるでしょう。
まとめ
40代でシワがない人には「自分に合ったスキンケア・UVケアをしている」「生活習慣に気をつけている」「表情が明るい」といった特徴があります。老けて見える原因にはたるみや目の下のクマ、体型や姿勢などがあります。40代は更年期を意識しはじめる時期でもあるため、体調の変化に合わせた生活習慣の見直しや、自分の肌に合ったスキンケアをすることで、シミやシワの予防につながるでしょう。
すでにできてしまったシワには、シワやたるみの軽減が期待できる施術「医療ハイフ」も1つの方法です。
※ハイフ治療の副作用・リスク:感染、熱傷、神経麻痺、色素沈着、毛包炎、紅斑
※治療の効果や痛みの感じ方には個人差があります。
この記事を監修したドクター
院長 佐藤 英明 先生